皆様、利益を出す為に、
売上をどんどん上げてますか?
売上が上がっているけど、
利益が下がっている・・・。という経営者様は、
是非、【原価管理】を徹底する事をお勧めします。
「原価率を出来るだけ安くして~!!」
と言っている訳では無く、先ずはリストに落とし込んで、
どのプランが一番利益率が高いのか?
どのプランが一番原価が安いのか?
把握しておくと、戦略が立てやすいと思います。
原価計算の仕方
原価計算とは、
原価率 = 原価料金 ÷ 販売料金
で、算出出来ますので、
先ずは、原価料金を調理場の親方からヒアリングですね♪
※いや、原価率だしてるから(笑)
という経営者様、
本当に、詳細部分の料金まで知ってますか?
「原価率は30%以上は超えないでね」
「原価率は下げる様にしてね」
という感じで、
親方に話してお任せしてませんか?
原価計算のリストを作りましょう
ガチガチに管理する!
というイメージでは無く、
細部まで全員で共有して戦略を考える。
という考え方で、
原価リストを作成してみましょう♪
料理 通し |
販売 料金 |
原価率 | 料理原価合計 | 料理原価料金 | 品数 | 前菜 | 小鉢 | |
朝食 | 夕食 | |||||||
A | 12,500 | 24% | 3,000 | 500 | 2,500 | 11品 | 150 | 200 |
B | 10,000 | 25% | 2,500 | 500 | 2,000 | 9品 | 100 | 150 |
C | 7,500 | 27% | 2,000 | 500 | 1,500 | 6品 | 50 | 100 |
この様な形で、
具体的に幾ら位原価が掛かっているか、
1品ずつの原価を聞いて、リストにしましょう♪
原価が変わると、利益が変わるの?
では、
実際に原価が変わると、
どの位利益に変化が出るのか例を見てみましょう。
2015年 | 2016年 | |
売上高 100 | 売上高 100 | |
原価率 40% | 原価率 30% | |
粗利益率 60 | 粗利益率 70 | |
販管費率 25 | 販管費率 25 | |
その他 30 | その他 30 | |
営業利益率 5 | 営業利益率 15 |
原価率が10%下がると、
他の経費が同じと考えて、
営業利益率が3倍に膨れ上がります!!
2015年の営業利益が1000万円なら、
2016年の営業利益が3000万円という事ですね。
原価率の計算や調整は非常に大切なことなので、
是非、頭の片隅に置いて頂ければと思います。
『原価率が出せない~!』
『親方に聞きづらい~!!』
という方は、
外部から渡邊の様な立場の人間がサポートすれば、
協力してくれる場合もあるので、
お気軽にお声がけ下さいませ~!!